網走うるし見学会レポート
9月15日(月・祝)に網走うるし見学会を開催しました。当会でもまだウルシの木を見たことのない会員さんを中心に参加を募り、当会から2名、美幌町と小清水町からも3名の方がご参加くださいました。
当日は秋晴れのなか、漆植栽地(山里C地区)にてウルシの木を観察しつつ漆掻きを見学・体験したのち、網走市南公園にあるウルシ記念樹を見にいきました。
かつては蝋燭の原材料や床を磨くワックスとして漆の実を活用していた話もしました。 |
網走市南公園にあるウルシ記念樹の歴史については、安政五年(1858年)から万延元年(1860年)頃にかけて本州から移植されたものであり、函館奉行所が会津より取り寄せたとされています。
また、このウルシ樹林地は、所有者の網走市名誉市民・中川イセ氏のご好意により平成十年に網走市に寄付されたものでもあります。詳しくは記念樹に設置されている看板の文章からご覧いただけますので、ぜひ足を運ばれてみてください。