第47回浄法寺漆共進会へ網走漆を出品

10月5日に岩手県二戸市浄法寺町にて漆共進会が開催されました。 この共進会は漆掻き職人が一堂に会する年に一度の漆の品評会で、その年に採れた漆の色や香り、伸びなどの品質を審査し優秀な漆の表彰を行います。 今年は二戸市合併20周年を記念して、全国にある団体・個人(18名11道府県)が採取した漆や漆掻きの様子の写真なども展示されました。 当会からも会員・菅原が網走山里地区で採取した盛辺の荒味漆サンプルを出品し、先日ご返却いただきました。漆の成分分析などは行われませんでしたが、日本うるし掻き技術保存会様から全国の採取状況をまとめた資料をご共有いただきました。 改めてこの度、お声がけくださいました日本うるし掻き技術保存会様をはじめ、日頃より網走ウルシ植栽地での活動にご協力くださっている会員の皆さまに感謝申し上げます。 今後も国産漆の振興や継承に関わることができれば幸いです。 ※いただいた資料には個人情報も含まれますので、こちらへの掲載は控えさせていただきます。なお、当会会員には共有いたしますので、ご覧になりたい方は事務局・菅原までご連絡ください。